GRCでは初期設定されている機能以外に、あらかじめ先に登録しておいた方がよいものを紹介します。
■順位チェック実行を指定時刻に設定
GRCはパソコンインストール型のソフトですから、自動的に順位チェックは行えません。自動で実行するには、パソコンを起動しておく必要があります。
例えば、ご自宅でずっと作業をされている方であれば、お昼を食べる時間や休憩時間などに指定し、順位チェックをするのもよいですし、パソコンを24時間稼動させている方であれば、就寝中の時間を指定してもよいです。その場合は、下図①「オプション」の下図②「指定時刻に順位チェック実行」を設定します。
その場合は、下図のように開始する時刻などを設定します。
また、お仕事をされていたり、パソコンを自由に起動できない方の場合、例えば就寝前、起床後などにパソコンを立ち上げ、GRCで順位チェックをし、自動的にパソコンの電源を切る設定をされるとよいです。
その場合は、下図①「オプション」の下図②「起動時に順位チェック実行」をクリックしてください。
そして、下図のように設定されるとよいでしょう。
下図の「起動してから順位チェック実行までの待機時間」というのは、パソコンの起動が安定してからGRCを起動させた方が、正確なデータが取得できますので、ある程度余裕をもった時間を設定しましょう。
■アクセス数を表示させる、広告数も表示させる
初期設定のままであれば、下図①「標準タブ」画面には、下図②「アクセス数」が表示されません。
もちろん、アクセス数を表示させるには、SWCの設定をしておく必要があります。
標準タブ画面にアクセス数を表示させるには、下図「オプション」の下図②「表示する列の選択」をクリックします。
そして、下図のように「標準」が選択されているのを確認し、「1日アクセス数(合計)」「7日アクセス数(合計)」「30日アクセス数(合計)」にチェックをいれます。
また、下図のように広告数を標準タブに表示させることができます。
広告数とは、グーグルやヤフーなどのスポンサーリンク枠の広告数です。検索上位を達成したキーワードで、スポンサーリンクが存在するということは、それだけ上位の価値があると解釈できます。
この広告数を標準タブに表示するには、先ほどと同じように、「標準」が選択されているのを確認し、「広告数(Google)」「広告数(Yahoo)」にチェックを入れます。そして、最後に、下図「OK」をクリックします。
■インデックス数、ページランク、上位100追跡など
自サイトのインデックス数やページランクなどの経過も記録できます。このような情報は、グーグルのアルゴリズムなどの変化にも関係しますので、抑えておきたい情報の1つです。
設定方法は、下図①「サイト」で該当のサイトを選択すると、当のサイトが下図②の欄に表示されます。
その状態のまま、下図①「編集」の下図②「調査項目の追加」の下図③「一括追加」をクリックします。
一括追加は、下図④にある項目をまとめて設定することができます。各項目の補足は下図⑤「説明」で確認できます。
もちろん、下図④の項目1つ1つをチェックしてもよいでしょう。
また、「上位100追跡」項目は、必ずこのキーワードだけは上位表示をしたい、将来したいなど、本格的にキーワードをマークしたい場合に、設定するとよいでしょう。上位100のサイトの履歴が保存できるので、SEO全体の状況や、ライバルサイトの変動などもチェックが可能です。
このようにGRCでは、さまざまな項目でサイトの分析が可能となります。
ただ、ご自身にとって、必要な項目をしっかりと絞り、分析するようにしてください。
あまりにもさまざまなことを意識し、チェックするのみで対策という作業ができないと意味がありません。
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